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親方ブログ

2009年2月 6日

鳶職(3)

鳶職はおよそ「足場鳶」、「鉄骨鳶」、「重量鳶」、「送電鳶」の

4つに分類されます

今回は「足場鳶」についてお話します

足場鳶とは
 建築現場で必要な足場を設置する職人をいいます
 
 単に高所作業を行うだけでなく、設置場所の状態や作業性、

足場解体時の効率など、その場に応じて判断して組立てることが

求められます。

 会社組織で建築現場の仮設足場のレンタルや据付、解体を

一体となって請け負っている場合が多いのです。

 当社でも足場の組立解体を請負っておりますし、自社の

足場材料を使って足場を架ける場合もあります。

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こちらの建物は正面が枠組み足場で、側面と裏面は単管足場を架けました

隣地とのスペースがないときは単管足場などを使用する事が多いです


”くうねるところで 住む処”
建物に関するご相談は熊木組へどうぞ

 

 

2009年2月13日

鳶職(4)

前回の続きで今回は「鉄骨鳶」について書きます

鉄骨鳶とは

 鉄骨構造(主に工場など)の建築物において、

鉄工所などで製作された柱や梁になる鋼材をクレーンなどで吊り上げて

組立てる(建て方などと呼ばれます)作業を行う鳶を言います

 最近は大型の鉄骨の建物を建てている現場に遭遇する事は

なかなかありませんが、木造住宅ではクレーンを使用して

柱や梁などを組立てる作業に似ています

木を鉄骨に置き換えてみてください


H21.02.13.jpg
写真は木造建築物ですが、このようにクレーンを使って作業をしています


”くうねるところで 住む処”
建物に関するご相談は熊木組へどうぞ
  

2009年2月20日

鳶職(5)

今回は「重量鳶」と「送電鳶」について書きます

重量鳶とは
 土木工事においては橋梁の主桁仮設を行います

 また、建物内部の重量物(大型機械など)の据付を

行うこともあります

 プラントや空調給排水設備、電気設備工事の一部を

重量鳶が作業する事もあります

送電鳶とは
 送電線の碍子の点検補修、交換と送電線の架線を送電線にのぼり

送電線上で作業をする

 近年、非常になり手が少ない鳶職です

 当地でも以前妙高市の業者が送電鳶でしたが、

高齢により廃業してしまいました


”くうねるところで 住む処”
建物に関するご相談は熊木組へどうぞ

2009年2月27日

若鳶会発足

当社が所属する上越鳶土工事業者組合に

この度、若鳶会を発足する事となりました

きっかけは、昨年新潟で行われたG7労働相サミットで

梯子乗りなどを披露したことによります

各都道府県に若鳶会という組織はありましたが、

当地上越にはありませんでした

半年間準備を重ね去る2月15日に発足式を

迎える運びとなりました


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親会の半纏を着た弊社会長と若鳶会の半纏を着た私親方でございます

弊社会長は親会(上越鳶土工事業者組合)に加入しております


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若鳶会の半纏の後姿です


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建物に関するご相談は熊木組へどうぞ

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